分析機器名 | 略号 | 主な使用用途 |
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ガスクロマトグラフ分析装置 | GC | 作業環境測定 工場排気、プロセス排ガス分析 |
ガスクロマトグラフ質量分析装置 | GC-MS | 大気、水道水中のVOC測定 |
イオンクロマトグラフ分析装置 | IC | 作業環境測定 大気中の有害物質測定 |
誘導結合プラズマ発光分光分析装置 | ICP-AES | 大気中の金属分測定 プロセス排ガス中の金属分測定 |
気体用フーリエ変換赤外分光分析装置 | FT-IR | 大気、工場排気中の有害物質測定 プロセス排ガス分析 |
クロマトグラフィーは混合成分を分離することで精度良く定量ができ、分析の基幹手法になっています。ガスクロマトグラフ分析装置は検出器の種類も多く、検出器と分離カラムの組み合わせにより大部分の無機物及び有機物の分析に適応できます。
作業環境、大気中の有害物質測定、工場排気、プロセス排ガス分析など様々な分析に使用します。
ガスクロマトグラフ質量分析装置はガスクロマトグラフに検出器として質量分析装置を用いた複合装置であり、有機化合物の定性、定量を目的とした分析装置です。
大気、水道水中のVOCの微量測定が可能です。
イオンクロマトグラフは無機陰イオン類やアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムイオンなどのイオン類の分析に極めて有効な分析装置です。
河川水、雨水などの環境水、工場などにおける冷却水、半導体製造水の管理および作業環境や工場排気の有害物質測定に使用します。
高温アルゴンプラズマ中に液体試料を霧化して導入すると、熱エネルギーにより原子が励起され、光を発生します。この光を分光し元素特有のスペクトルを測定することで無機元素の定性、定量分析を行います。
主に金属分の測定に利用し、河川水、工場排水、大気中の有害物質測定や工場排気、プロセス排ガス分析などに使用します。
ガスセルを備えたフーリエ変換赤外分光分析装置で、気体専用の分析装置です。フーリエ変換赤外分光分析装置は赤外線を試料に照射することで選択的に吸収されたスペクトルを測定し、スペクトルの形状で定性分析、強度で定量分析を行います。
単元素分子(He, Ar等)や同元素分子(N2, Cl2等)以外の殆どの物質の測定が可能であり、主に大気、工場排気中の有害物質測定、プロセス排ガス分析に使用します。
連続測定が可能であり、時間経過による濃度変化を追えるのが特徴の一つです。